セラミック巻き替え タングステンカーバイド溶射〔HVOF〕 肉盛補修
- ロール表面改質
生産ラインで長期間使用した製品は、摩耗による損傷や、腐食による損傷など様々な形態で損傷しますが、いずれも仕様・環境条件により損傷原因が異なります。当社ではよりお客様のラインで長寿命化を図るべく、仕様・環境条件に応じてロールの表面を修復および改質するための技術を提供してきました。 これにより生産性・品質の向上と生産ラインの安全性を確保することができます。
- ロール表面 耐食・耐摩耗
メッキ鋼板製造ラインで使用されるロールや製紙ラインで使用されるロールは、化学的または物理的な影響によりロール表面が損傷します。このようなロールには耐食性や耐摩耗性を付与することが必要です。当社には、HVOF（WC系、CrC系など）、プラズマ溶射（酸化セラミック材料）などの溶射コーティング、またPTA溶接（WC系、CrC系など）などの肉盛溶接によりニーズに対応することができます。また当社の特徴では水プラズマ溶射によりセラミック材料を最大7〜8mm厚膜皮膜を形成することができ、ゴムロールの代替とすることで、長期間のメンテナンスフリーを実現しランニングコストを大幅に削減できます。これは他社では実現できない独自技術となります。
- ロール補修
生産ラインにおいて、使用中にロール表面や軸に損傷した製品については、溶射・肉盛溶接により補修することができます。また施工前後には機械加工が必要ですが、当社では自社工場において一貫施工が可能です。なお折損、ヒビ、変形など、著しく損傷した軸については軸の入れ替え作業を行なうことも可能です。
